日々の売買の記録とか考えたこととか

実質利回り

配当利回りが2.0%の株を買ったと仮定。
1000円で年間20円
100株だと投資額10万円で2000円。
とりあえず簡便のために税金は考えない。

株価が2倍になって配当も増配して2.0%をキープと仮定すると、10万円の投資額が20万円になり、年間配当は4000円。
投資額10万円に対する利回りは4.0%となる。

この調子で、株価が右肩上がりで常に増配する企業なら、初期投資額に対する配当利回りも右肩上がりとなる。いずれ利回り10%超えとかもありうる。

やっぱり業績が良くて配当のいい企業の株を買いホールドし続けるという方法は、地味だかなかなか強力かもしれない。

フジッコ株主総会

フジッコの株主総会に出席した。
6月27日(水)。場所は神戸ポートピアホテル。

10時から株主総会で9時40分位に到着。
別室で商品試食会みたいなものがあったようだが、アナウンスや案内がなかったので食べられなかった。
来年は是非食べたい。

最初に福井社長のあいさつから。
やはり大阪北部の地震で被災された方へのお悔やみとお見舞いの言葉から。
その後、ホテルの耐震性に問題ないことと、地震が起きた場合にどうするか等の案内があった後に本題へ。

(1) 報告事項
(2) 決議事項
(3) 質疑応答

(1) 報告事項
監査報告。特に問題なし。

事業報告。
冊子の内容を前方スクリーンに映したスライドとナレーションで説明。
以下キーワード的なものを。

国の経済現況について。先行き不透明な状況だが緩やかな回復基調で推移。
食品業界。消費者の根強い節約志向、引き続く厳しい経営環境。
当グループ。中計2年目、効率経営の追及。ブランド価値向上並びに製品事故対策への取り組み。「安心・健康」の価値創造基盤の再強化。
★売上高、営業利益、経常利益、当期純利益、いずれも過去最高。

おばんざい小鉢シリーズが飛躍的に成長。
デザート製品は、競争激化により依然として厳しい市場環境が続いている。

対処すべき課題は社長から説明。
中期経営戦略「フジッコNEXTビジョン2025」に基づき、1. 基幹事業の収益力強化、2. 成長事業の加速、3. 次世代事業への挑戦、4. 開発機能の革新、5. 経営基盤の革新、に取り組んでいる。
内部統制システムの運用、製品の安全性を確保する品質保証体制の強化、社会貢献活動、女性活躍の推進。
フジッコの心、社是:創造一路

(2) 決議事項
剰余金の処分(配当18円/株、年間36円/円)
資本準備金のうちの約63億円をその他資本剰余金に振り替える
取締役選任など

(3) 質疑応答
Q1 特別口座に置いてあるフジッコの株をそのままにしておいてよいか(質問の意味が良くわからなかった)
A1 個人の判断に任せる。株主に売られない状況の方が安心感がある。

Q2 小さな食べ切りサイズ等、買うのは主婦で、身近な会社だから買う。
アピールをもっとしたらどうか。女性への料理教室や将来のお客さんとなる)子供への食育、工場見学等。
試食会でホテルの人にカスピ海ヨーグルトをホテルの朝食などで出しているか聞いたら、出していないとのこと。会社お膝元の地元の大きなホテルで取り扱っていないのはおかしい。営業してほしい。
A2 親子で、黒枝豆の作付、収穫体験、黒豆料理教室など実績がありホームページに掲載している。
地元のホテルに提案営業等実施し採用されている案件もある。その他東京や公共施設に対しても。
工場見学は地元の小学校から要望があれば受け入れている。料理教室(株主対象)、昆布の見分け方・だしのとり方など。

Q3 2号議案について良くわからなかった。
A3 資本剰余金と資本準備金について。資本剰余金にした方が、柔軟性と機動性が上がる。
取締役会での決済で済む。臨時株主総会をしなくてOK。
工場への投資など。今後もM&A、海外事業を準備。そのために機動性を高める。
このお金を使っての自己株式の取得は考えていない。

Q4 御社事業は今後30年右肩上がりと考えてこの6年間株主をしている。
女性取締役(社外でなく、社内からの生え抜きで)は何年後に実現するか。
A4  2,3年のうちに実現するのではないか。取締役ではなく執行役員としては今年の4月から女性1名がいる。
今後は取締役を減らし、執行役員を増やす。
社員の半分は女性。女性管理職は2.2%。

Q5 増収増益、株価堅調。営業利益率がこのところ右肩上がりだったが、去年から今年にかけて8.8%から8.6%に減った理由は。
特別損失は今後も続くのか。
A5 主な理由は(1) 人件費、(2) 燃料費、(3) 物流費、(4) 減価償却費
売れ筋の食べきりサイズのおばんざいシリーズなどは手作業が多い。残業代などが増える。人手不足でパートになかなか来てくれない。
特別損失は主に和田山工場への投資の際の解体費、電子レンジデリ商品の赤字撤退費用。10年やったが赤字だった(パスタとかラザニアとか)。

Q6 個人株主への優待について。今は100株と1000株で区切っているが、200株にも設定してほしい。
A6 優待は商品を知ってもらいファンになってもらい株主を増やす意味がある。株主への還元方法としては優待よりも配当と考えている。
今のところは現状通りのままと考えている。

Q7 大分からの方。国内シェアは多い。今後海外をどれくらい伸ばしていくか。現在、どの国でどのくらい売り上げているか。今後5年でどれくらいを見込んでいるか。このまま国内中心で行くと、この先10年位で先行き不安となるのでは。
A7 おっしゃる通り。今後人口減少=お客さん減少。
今後は、国内シェアをもっと高める(M&Aも含め考える)、国内で新しい商品開発(個食タイプなど)。
海外についてはごくわずか。ヨーグルトで海外進出のテストマーケティング中。
海外については3つの施策。
(1) 国内商品の輸出
  展示会などへ参加。売り上げは1億未満。
(2) 原料輸入
  香港フジッコを設立。この会社を窓口とし原料輸入。2017年から2億程度。
(3) 海外で生産して販売
  ヨーグルトを東南アジアに進出中。詳細は公表できないが鋭意努力中。


以下感想。

カスピ海ヨーグルトをポートアイランドホテルの朝食や料理に取り入れてもらう
地元の有名ホテルに置いてもらうように営業活動したらどうかという指摘は、鋭いなぁと思って笑ってしまった。

あとは大分から来られた最後に質問した方。
海外への展開状況、5年後位の見通し等、聞きたいことを聞いてくれたという感じ。
まだ、海外での売り上げはほとんどないけど、逆に言えば、うまく海外で売ることができたら、売上、利益が大きく伸びるということ。和食が世界文化遺産に登録された状況は、フジッコの世界進出に追い風となるはず。まだまだのびしろがあると見た。
同時に海外のレギュレーションに適合しなければならず、その辺りのコストもあるのかなと妄想。

京阪神ビルディングの株主総会へ行ってきた

2018年6月19日(火)

京阪神ビルディング株式会社(8818)の株主総会に行ってきた。

場所は御堂筋線本町駅すぐのヴィアーレ大阪2階「安土の間」。

10時からなので、9時半くらいに到着。お土産はFortnum & Mason。未開封なのでどんな中身かは不明。

お土産だけもらって帰る方もちらほら。自分はそれは粋ではないと思うのでやらない。

入口付近に、会社沿革のパネル。その前に会社案内(含 会社概要・財務データ)があったのでもらってきた。


社長から、まず昨日の地震についてのお見舞いの言葉があり、総会が始まった。

報告事項2つ
(1) 事業報告や監査結果などの報告
(2) 計算書類報告

決議事項2つ
(3) 第1号議案 剰余金の配当の件
(4) 第2号議案 取締役4名選任の件

以下、記憶・殴り書きを頼りに断片的なメモ書き。

間違いあるかもしれず、言い回しも違うかもしれない。つじつまが合っていないところがあれば自分の断片的なメモが原因かと。その程度で読んでいただければ。

(1) 事業報告
郵送された「招集ご通知」に記載の内容の説明。前のスクリーンにパワーポイントでポイントが示される。
空室率の低下、賃料水準は上昇傾向、比較的堅調な状況。
★新規投資:本年度は、東京都港区虎ノ門でオフすビル開発用地を取得。
そのための資金調達は、金融機関借入、社債の発行、自己資金。
売上高、売上総利益、営業利益、経常利益などの説明。増収増益。

★対処すべき課題については、全部の説明の後に社長から別に説明された。
・国の経済は先行き不透明な状況
・不動産業界も楽観できない。
・中期経営計画:Beyond 4D & 70th ~ 4事業の深化と進化、70周年のその先へ ~」
・特色ある4部門「オフィスビル」「データセンタービル」「ウインズビル」「商業施設・物流倉庫」の4つ。
・上記虎ノ門に加えて、OBP(大阪ビジネスパーク)に新規投資(したか、これからするか。聞き逃した)。
・地域社会と密接な関係。
・2018年12月24日に70周年。お礼と感謝の言葉。


【質疑応答】
Q1.
(1) 投資有価証券が多い。株などで儲けるのではなく、本業の不動産事業に投資して本業で儲けることに注力しては?

(2) 他社の社外取締役を多数兼任している人がいる。高い報酬ももらっているので当社のみに専念してもらっては。

A1.
(1) 株式などについては、個別に必要性を判断して売却等している。

(2) 取締役会には全て出席しており、問題ない範囲の兼務と考えている。


Q2. 良いビルを多く持っている。
(1) 地震などのリスク管理地震などはできていると感じている。他の高潮などの対策は?

(2) 他社のビルと比較して京阪神ビルディング所有の物件の良い点は?(Q1と絡めて社外取締役に聞きたい)。

A2.
(1) 免震・耐震問題ない。水害、防潮板設置している(?聞き逃した)。BCP (事業継続計画 Business continuity plan)対応マニュアル作成、ビルごとや会社全体で実施。新規物件では(水没しやすい)地下機器を屋上に設置したり。

(2) 社外取締役への質問とのことだが、社長の私から。
他社との比較:大事にしているのはできる限り物件の寿命を長くさせる。日々の点検、早めの対応で、テナントとの長期関係保有。
4つのDivision「オフィスビル」「データセンタービル」「ウインズビル」「商業施設・物流倉庫」に業態を分散することで、経営の安定等を実現。これらが会社の特徴。


Q3. ストラテジックキャピタルの丸木氏よりの質問。
(1)取締役に住友銀行(三井住友銀行)出身者が多すぎる。候補者を住友銀行OB以外から探すべきではないか。
(2) 株価1000円付近。「招集ご通知」記載の1株あたりの純資産(BPS)等の数字を挙げて説明(理解が追い付かなかった)。(結局のところ)株価が安すぎるのではないか。不動産を買うより、不動産を持っている会社ごと買収する方が安いことがある。京阪神ビルディングは買収の格好の対象になるのではないか。(高く買ってくれるところがあればそれは株主にはいいことかもしれないが)。その辺りについての考えを。

A3.
(1) 役員・従業員約50人程度で会社を運営。1人2,3役をお願いしている。必ずしも住友銀行OBから選んでいるわけではない。外部よりも内部からの登用。外部からの登用の場合、一度や二度の面接でその人の人格他がすべてわかるのかどうか。親しい取引先等からの推薦等もある。今後も住友銀行からと決まっているわけではない。

(2) 株価が安いというのは同意。ただ、あくまで株価はマーケットの需給による。業種にもよる。
地道に企業努力、知名度を上げる(アナリスト説明、IRなど)。
賃貸不動産の評価。不動産を買うよりも不動産を持っている会社を買う(狙われている)については、企業努力で価値を上げていく。


Q4. 全盲の方からの質問。障がい者で株主総会に出る人少ない。
(1) 女性取締役がいないが。
(2) 障がい者の雇用義務について。

A4.
(1) 確かに今は女性取締役いない。社員45人中女性は13人。管理職2名。将来の取締役候補として育成。
(2) 障がい者雇用義務は、当社は対象となる従業員数になってはいないが、障がい者の社会進出についての対応を考えていく。


Q5. ストラテジックキャピタル丸木氏より再質問。
(質問の前に)一人2問の規制は良くない。株主総会での質問は年1回のみの株主の権利。質疑応答が2,3時間になるのは問題かもしれないが、そうでなければ許容されるべき。
指名・報酬委員会を設置している。プレスリリースをしていないので詳細わからない。
役割は?人数構成は、新取締役候補の多田氏選任の際の委員会開催回数は?

A5.
2問程度としただけで、限定はしていないことをご理解いただきたい。
役員の登用について、より透明性を高めるために設置。
社外2名、社内2名。話し合いは1回。


質疑は以上。

その後、2つの決議事項について賛成多数が取られ可決。
最後に新取締役の多田氏の紹介があり、株主総会終了。


最近はお土産をやめる企業も増えてきて、それが原因で株主総会に出なくなる人もいるのかもしれない。

ただ、やはり株主総会は出れるときは出た方が良いと思う。
会社を代表する社長の人となりが何となくわかるし、今後も投資を続けようかとか、もうやめようかとか一つの判断材料になる。また、ネットや紙で見ただけでは頭に残らない内容も、実際に説明されると記憶に残る。

株主総会に出やすい(住んでいる地域に本社がある)会社を中心に投資するのもいいかもしれない。